Raycue Mac mini M4ドック

2024.12.31

12月6日に注文したRaycueの

Mac mini2024 M4用

ドッキングステーションというか

USB-Cハブがようやく届いたので

簡単なレビュー

 

15,000円もする高級品なのに

箱ベコってるやんけ

内容物はペラ紙マニュアルと

接続ケーブルに給電用ケーブル

あとマイナスドライバー??

まず開封して思ったことは

商品紹介ページと現物のデザインが

違うじゃん。。

商品紹介ページは箱のイメージと同じで

ポート色は全部統一されていたし

いちいちポートの名前も印刷していない

このオレンジと青のUSBポートと

文字の印字がすごく安っぽい

 

5V3Aの印字箇所には付属のケーブルと

適当なアダプタで給電が必要ではあるが

内蔵NVMEやUSBに繋いだSSD程度なら

給電無しでも安定して動作した。

2.5インチHDDとかだと要ると思われ

 

M.2 SSDを内蔵すべく付属ドライバーで
蓋のネジを回したら速攻ネジなめ

とりあえず開封

固定ビスはなぜかマイナスねじ
この部分で付属のドライバーが
生きるのかというと、ビスは大きくて
全く持って締めにくい不親切設計
あと懐が浅すぎてヒートシンクは
取り付けできない。サーマルパッドで
蓋と接地させたらある程度は
冷えるのだろうか??

せっかくデザイン性は悪くないのに

ポートの色と印字でだいなしだわ。

マジでないわ〜

取付けたSSDはIntel(現ソリダイム)の670p

思ったより遅いゾ!!

このSSDのカタログスペックがPCIE3.0*4で

リード3500MB/sライト2700MB/s

PCIE3.0*4は*1あたり8Gbpsなので

単純に8Gbps*4=32Gbps

 

このエンクロージャーは10Gbps

10Gbpsだと理論値で

1Gbps=1000Mbps

1MB=8Mbps

10Gbps/8=1250MB/s

 

USBのオーバーヘッドやら

エンクロージャーの効率

そのあたりを考慮すると理論値の

70%〜80%

だもんで800〜1000MB/s程度になる計算

あってるかはしらん

MacPro2009で同SSDを使ったときが

リード1552MB/sライト1304MB/sだった

 

MacPro2009はPCIE2.0*4 *1あたり

5Gbpsだけど8bitを10bitにエンコード

する時の転送効率が80%で

4Gbpsに落ちる、4Gbps*4=16Gbps

16Gbps/8=2000MB/sこれが理論値

んで実効値はやっぱり70%〜80%なので

リード1552MB/sライト1304MB/sという

数値は妥当

 

データ保管とかには問題ない速度ではあるが

アプリをインストールしたりは向かない

そういう用途の場合はUSB4 40Gbpsの

エンクロージャを用意したほうが良いよね

 

これは転がってた中華SSDと適当なケースで

速度を測った数値、そもそもSATASSDなのと

ケースが5Gbpsなのでこんなもんでしょ

複数ストレージ接続しても速度が低下は無かった

最近までCinema Display(DVItoHDMI)二枚で

使っていたからHDMIポートが増えるこの

ハブを購入したわけだけど

今現在はLED CinemaのminiDPを

USB-Cで接続しているので恩恵はない

スピーカー端子もフロントに繋ぐのが

邪魔なのでリアに端子があるのも魅力に

感じていたけど同様の理由で内蔵の

スピーカーに変更したのでこれも無用の

長物になってしまった。

 

デザイン性は悪くないけど、スペック的に

物足らないかもしれない。

この類のUSB4に対応した製品が

そのうちでるだろうから

それまで待ったほうが良いように感じた。

 

なによりポートの色と印字が気に入らん

15,000円の価値はないと評価する。


2025.2.24 追記 今さっきAmazonで見たら

イメージ写真差し替わっていた。クレーム来たかな?


TOP 戻る